目的は、観劇&資料撮影。
・・・趣味と仕事が入り交じった一泊二日を送ってきました。
まぁ、仕事が趣味の延長と言われればそれまでですが(^^;
今回の演目はこれ!
田中芳樹先生の名作「銀河英雄伝説」。
たぶん、10年以上・・・20年近く前だったかなぁ。
当時の宝塚ファンの間で、是非ともやってほしいと劇団への投書その他もろもろ大ブームがありまして、それがきっかけではまったんですよね、この作品。
ラインハルトは涼風真世さんでー、キルヒアイスは天海祐希さんで−、ポプランは真矢みきさんでー、とか、私も休み時間の度に友人達と議論かわしました、ハイ。
当時はまだ子供だったのですが、衛星放送で特番がよくあったので、私の回りには10人以上のヅカオタ友達がいたのですよ。
でも、ロマンスが売りの宝塚で男ばかりの話はちょっと・・・それに艦隊戦とかは無理だろ・・・という感じで月日は流れ。
今回、万を期してのミュージカル化! となると、観ないわけにはいかないです(*^m^)
うん、良かった! 賛否両論あるかとは思いますが、私は好きですこの舞台。
原作でいうと2巻ぐらいまでの話だったのですが、本来10巻かけて宇宙統一をしていくお話を、登場人物多いのにロマンス絡めてうまくまとめたなぁと。
主軸がしっかりしているから、話がブレてない。
ネタバレになるかもですが、主人公ラインハルトが、目的を果たすために天使(幼なじみ)と悪魔(参謀)の間で揺れて、悪魔の囁きに乗ったがゆえに天使との関係が壊れ、失い、でも立ち直るときに新しい天使(将来の恋人)が側にいた、みたいな。
解釈の仕方は人それぞれだと思いますが、私はそう感じました。
それに何より、ビジュアルがすごい!
ラインハルト筆頭に皆さんアニメのイメージで扮装していらっしゃるのですが、きちんとそれがはまっている。
中でも、ロイエンタールは素顔も似ている人なので、本当にすごい。
すごすぎて・・・双璧が見た目はまりすぎて・・・番手的に出番が少ないのがもったいなかった(>_<)
バウホールあたりで双璧編やりませんか劇団さん?
翌日は、半日某所で資料写真をしこたま撮って、休憩がてら素敵ランチ☆
プールサイドでメイドさんに配膳して頂くという、異空間を楽しんできました。
でもまだちょっと暑かったので、もっと気候の良いときにまた来たいなぁ。
そしてもうひとつの目的、梅田芸術劇場での「エリザベート」観劇。
ウィーン初演からの20周年を記念し、東京、福岡、名古屋を回って、そして大阪へという大舞台。
宝塚版は映像で何度か観たことあるのですが、やはりそこは宝塚なりのアレンジもあるし、全員女性だし・・・。
是非とも男性も入った本格(?)バージョンを観たいと思っていたら、運良くチケット入手できましたv
うん、圧巻。
エリザベート役の春野さんは宝塚時代から歌うまで有名な人だったし、トート役の山口さんもほれぼれする美声だし、もちろん他のキャストも実力派ばかりでいやなんかもう本当に素敵。
ダンサーも男性が入ってるので迫力あって力強いし。
これは宝塚にはない魅力だよなぁ。
でも表現的には、少女漫画脳で見てると、宝塚の方が好きだなと思うところもあったり、その逆もあったり。
どっちもそれぞれの良さがあって、考えさせられて、とても勉強になりました。
そんなこんなで、余韻にひたりながらも現実に戻って来ました。
素敵なものにいっぱい接して来たので、これをうまく作品に活かしていけますように。。
